サンバ合宿改めサンバ暑気払い&サンバレッスン!コミュニティを守るということ


先日7月12日は以前告知していたサンバ合宿の予定でした。
僕が関東に居てサンバの下積みを過ごしたサンバチームでは
6月になると恒例のサンバ合宿がありました。
浅草サンバカーニバルに向けた技術向上だけでなく、新しく入った
メンバーとの交流のため一泊の合宿でした(笑)

サンバ合宿は毎回ドラマが生まれるくらい宴会が盛り上がるわけですが、
熊本に移住してサンバチームを立ち上げた後も合宿も復活!
コロナ明けの今年も!ということでしたが、
諸般の事情で合宿は延期(笑)
代わりにサンバ暑気払いをウチで開催しました。


もちろん日中はサンバレッスン。
10月のブラジルフェスタに向けた構成に取り掛かりました。
新しく入ったメンバーには少し難しめの構成(笑)
皆さん懸命に練習してくださいました。

急遽の変更だったので、バテリア(楽器隊)は
別の場所にて浅草サンバカーニバルに向けたブレッキを練習。
ちなみに我がサンバ熊本のメンバーが浅草サンバに出場しますよ!
応援よろしくお願いいたします!

さて、前々から言っているようにサンバとはコミュニティです。
ダンスとか楽器演奏、歌の練習、本番出演は一つの手段。
サンバに関する諸活動を通じてコミュニティを作って
維持していくのが目的です。
そこには老若男女問わず居場所がある。
これは僕がブラジルで学んできたこと。

何気なく参加しているエンサイオ(練習会)とか
浅草サンバカーニバルもコミュニティがあってこそ。
コミュニティだから当然自分たちで維持しなければならない。

どんな規模のコミュニティだろうと何もせずに維持できるわけではない。
強い帰属意識を持て!とか言うつもりはないですが、
少なからず当事者意識はあった方がよいかなと思うわけです。
コミュニティ内で色々あったとしても、
ある日突然コミュニティが消滅したら、その「色々」すら無くなる。
当たり前のように参加していたエンサイオも開催されなくなる。
つまり自分の居場所が一つなくなる。

ちょっと話は変わりますが、日本の治安の良さは
長年様々な人々が地域を掃除をしたり、見守り見回りをしたり、
お互い挨拶を交わしたりと地域コミュニティを守ってきたから。
我々が当たり前と思って享受していたことは
色々な人の当事者としての活動が支えてきたということ。
それこそ千年二千年という日本の歴史の結晶と思う。感謝です。
最近は「美味しいとこ取り」の外国人移民が問題になってますが…

サンバは単なるダンサー活動でもバンド活動でもないという点が
他のジャンルとは違う。
「出演があるなら呼んでね」とか「本番だけ出る」
っていう意識では片手落ちなのかなと思う。
それこそ「美味しいとこ取り」(笑)

ともあれサンバ暑気払い&エンサイオ&サンバレッスンは
熊本の大切なサンバコミュニティを維持するために
楽しく無事完了いたしました。
参加された皆様ありがとうございました!