ゼロをイチにする方法とは?Bob fosseとオーラをモチーフに作品制作し福岡ブラジルフェスタ出演!


まずは2025年福岡フェスタ ド ブラジル無事開催おめでとうございます!
そして、毎年素晴らしい場を提供してくださっている実行委員の皆様、
本当にありがとうございます!イベント運営の大変さはよくわかるので
今回で8回も継続していることに、心からの感謝と敬意を表します!
Muito obrigado e respeito de mais pra gente!!

さてゼロをイチにする方法ですが、
今回は福岡ブラジルフェスタのステージパフォーマンスに絡めて
ご紹介したいと思います。
熊本のサンバエンターテイメントグループ「ゴーフィーニャス」や
ゴーフィーニャス研究生にあたる「アルーナス」の
ステージ構成は全て僕が作っています。
ここに熊本の打楽器集団「サンバ熊本」が加わっても全体の構成は
僕が作ります。
僕にとっては作品作り。

まずは何もないところからアイデアの種が下りてくるのを待ちます。
寝てる時とか、歩いてる時に降りてきたりします。
ビジョンとか漠然としたイメージだったりします。
それを言語化するのが第一歩
言語化したキーワードを元にブレーンストーミングしたりします。

ある程度キーワードが絞れたら画像検索、動画検索します。
便利な世の中になりました(笑)ほんとに。

今回のキーワードはブロードウェイ
たまたま見つけたのがこれ。Sweet charity

60年代のミュージカル映画。Bob fosseという振付師がダンスの構成をしている。
お恥ずかしい話。Bob fosseは今回初めて知った(笑)
この映画のダンスシーンを何度も見てイマジネーションを膨らました。

次に、そのイマジネーションに合う音源を探す。
僕がミュージシャンなら作詞作曲するんだろうけど。
音源を見つけたら、イマジネーションをそのままに振付制作に入る。
その際はダンサーのスキルレベルや習得に予想される日数を考えて
難易度を決める。組み込むステップが変わってくる(笑)

同時に衣装デザインも考える。
ピンと来たのは上の写真の水色ウィッグを付けたダンサー。
他にも黄色やらオレンジやらのウィッグダンサーが居た。
色…から連想してオーラ。
人それぞれ性格が違うように、様々な色彩のオーラを纏って光を放っている。
と考えて制作したデザイン画がコレ

ここまでデザインしたら、ここからは具体的に
掛けられる予算とその範囲で使える材料を決めて試作品を作る。
その後、量産する(笑)

後は振り落して、衣装の配布して、全体リハーサルして…
ここら辺はざっくり説明(笑)

めでたくゼロをイチにして作品ができあがり福岡ブラジルフェスタ本番を迎えるわけです。

前回のブログでは「パフォーマーが与えられた条件で最善を尽くす」ということを書きました。
ゼロをイチにするのはアーティストやパフォーマーの仕事。

そこで一番大事なのは「信じぬく」ことです。
ありきたりですが。自分が手にした微かなアイデアの種や可能性を
頭がおかしい位の勢いで信じぬいて形にしていくこと。
こんなの無理だわ…とか思って諦めたら創造の神から離れてしまう。

自分を信じ、仲間を信じ想いを形にしていく。
これこそが総合芸術たるサンバのステージ&パレード制作の醍醐味です。

10月27日19時半から
大江地域コミュニティセンターにて
サンバダンサーレッスン開催!
お気軽にご参加ください!